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2007.03.01

厚生労働省のタミフルへの遠慮

タミフルと事故死の件で厚生労働省から知らせが出ました。厚生労働省発表資料のページの「インフルエンザ治療に携わる医療関係者の皆様へ (インフル...)」(PDF書類)というもの。「警告」の言葉もありませんし、題名も本文もタミフルに(製薬会社に)遠慮しているなあ、と僕は感じます。別に薬を販売禁止にしろとは言いませんから、事故統計の報告だけでももっと堂々と出して欲しいですね。タミフル関連事故をまとめた文書はまだネット上には少ないです。「リン酸オセルタミビル(タミフル)と突然死、異常行動死との関連に関する考察」で2002年12月から2005.2月までのまとめがあります。今ネットで探すと、2004年から2007年あたりでは(1) 2004年2月5日 岐阜県高2男子トラックにひかれ即死 (シンメトレルとタミフル)、(2) 2006年7月3日 沖縄県中1男子9階から転落(生徒は同日、タミフルを飲んでいた)、(3)2007年2月16日 愛知県蒲郡市中2少女(転落前に治療薬のタミフルを服用した可能性)、(4) 2007年2月27日 宮城県仙台市中2男子転落 (前日夕にタミフルを服用)あたりが新聞記事で残っているようです。医療の世界であまりEBM (evidence based medicine)という言葉が重視されすぎると、統計困難な「頻度の低い事故」の扱いがいいかげんになります。新しい事態にはEBM手法は通じない、頻度の低い事故にEBM手法は通じないという考えで対処するのがよいでしょう。また、粂 和彦のメモログ記事「タミフル服用後に転落死」新聞は徒に不安を煽らず「確率」を正確に伝えよ薬害タミフル脳症被害者の会も参考になり、ブログ記事(筆者はプログラマー中島聡氏)では「Life is beautiful: 日本のタミフル消費量が突出している理由」に何人かのコメントがあり、「タミフル副作用報道雑感」2005年記事にもいくつか資料があります。タミフルと死亡:関連を示す10の理由の浜六郎医師の意見もわかりやすいと思います。

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