ハの字と後輪サス
最近、月に一回くらい「後輪がハの字のようなシャコタン改造車」を見かけるようになりました。ここ10年くらい「後輪がハの字」の車は絶滅していたと思うので「ハの字」復活のきざしがあるのかもしれません。それはそうと「後輪がハの字」を頭の中で考えると、ダブルウィッシュボーンのサスペンションなら、車高をさげるようにスプリング縮めてもハの字にはならないよなあ、アームを短くするのも変だしな、と考えてました。(あとでこの考えは間違いと判明。アッパーアーム側が短い場合はスプリングが縮んだ状態でネガティブキャンバーになります。資料参照。)
で、今日「ハの字 車高 改造」などなどで検索してみるとwikipedia-セミトレーリングアーム記事を発見。「車高を極端に下げると、キャンバー変化によりタイヤが「ハの字」に見えるため」という解説があって、なるほど、ハの字になってる車はこのサスか、と納得しました。
しかしこのページ「ハの字しすぎのDQN車が」のように前輪も後輪も強いネガティブキャンバーにしている改造は、どうもセミトレーリングアームというだけでは説明ができないので、もっとキャンバー角を変えるための特別な何かが使われているような気もします。サスペンションのアームの一部をのばすとか縮めるとかやるんでしょうか。謎です。改造車、シャコタン、八の字、キャンバーなどの単語で資料を探しましたが、「車高の低い改造車、踏切で事故相次ぐ...」はちょっと笑えます。(車高は低いけどキャンバー角はそのままかも。) 次、「海外でもシャコタン鬼キャン深リム」記事での写真はネガティブキャンバー、ポジティブキャンバー両方の写真あり。
(おまけ。前輪を両方とも右に傾けたりする道路工事の車両、モーターグレーダーについては、
超大型除雪車の...を参照。コマツGD405A-3モーターグレーダ PDF書類での前輪の傾き参考。この写真も前輪傾き。)
(おまけ2。引き続き、後輪サスペンション関連を調べ中。セミトレーリングアーム(BMWとスカイラインにコメント)と、マルチリンク式サスペンション、さらに、トーションビームの画像検索、などで、画像見て少し納得。)
今日の弁当は、ごぼう、にんじん、さんま、卵焼き。
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コメント
僕も最近仕事帰りに見た。びっくりした。
鬼キャンていうんだね。
今にも軸部分が折れて腹をつきそうで見てて落ち着かない。
シャコタン自体が天然記念物だよなあ。
投稿: cozy | 2010.06.15 22:56
コメント感謝。そうか、
やっぱり僕の住んでる場所だけじゃないですなあ。
投稿: なおひこ | 2010.06.15 23:07
昔はよくシャコタンって言ったけど、
最近はローダウンって言うらしい。
吾がユーノスはよく底をこするぐらいの車高で、
やっぱり軽いハの字になってます。
知能の低さを車高は表しているなんてー言いますが、
そうかも知れませんね。
投稿: 634 | 2010.06.17 09:10
コメントありがとうございます。
ユーノスロードスターで
しかもハの字とは珍しいですね。
あんまりイメージできないです。
投稿: なおひこ | 2010.06.17 23:10