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2011.02.08

題名にFacebookをつける

雑誌medical tribuneで、「Facebookで喘息誘発の可能性。ログイン後に過呼吸」の記事を見て「なんじゃこりゃ!」と、ずっこけそうになりました。もう、題名からしてFacebookに無理矢理こじつけた雰囲気。中身ざっと読んだら、「患者は18歳男性で恋人に振られて、うつ状態。Facebook上で別人になりきって元恋人の“友達”となり,彼女の写真を見て息切れを起こした」というもの。そりゃ息切れも起こしますわな。
 タイトル正しく書くなら「元恋人の写真で喘息誘発」とか「ネットで元恋人写真見て喘息誘発」でしょ。
元論文のタイトルはもっとマシかと思ったらFacebook: a new trigger for asthma?でした。Facebookを堂々とタイトルにつけてました。イタリア医師D'Amato(ダマートとでも読むのか)さんよ、掲載のLancet担当者よ、しっかりしてくれよ。あんた達は、本当にfacebookが原因と思うのか、と問いつめたい。単にFacebookと書きたいだけちゃうんかと、問いつめたい。Lancetって権威ある医学雑誌のはずじゃないのか。
(少しは論文著者の味方をするなら、SNSと書いても読者にわかりにくいからfacebookで通じるだろう、という狙いもあるでしょう。デジタルオーディオプレイヤーで通じないからiPodと書くとか。 あと、元恋人の写真だけで喘息誘発、というのは、もはやどこでもあることなので、ネット上の写真、それもリアルタイム性を持ったSNS掲載の写真だから心理的にもっと精神的ストレスが強い、とかいう理屈もあるでしょうね。でもひどいタイトルだなあ。続編「mixiで喘息誘発...」「twitterで喘息誘発...」「Flickrで喘息誘発...」すぐできそうだ。さあ内科医、精神科医のみなさん、Lancet 掲載を目指して今日から論文執筆、今なら先着3名くらいは勢いで掲載されるはず)
写真は、Facebookと全く関係ない、今日の弁当です。箱につめる前に撮影するのを忘れて、昼に写真撮りました。
 おまけ。子宮頸がんワクチンについて、今日いくつか参考になった記事。2011.01.11 子宮頸がんワクチンは本当に有効なのか? (ワンタッチ正座椅子)では欧米での原因ウイルスと日本での原因ウイルスの違いを説明。医療ガバナンス学会「...有効性と安全性について」(内科医湯地晃一郎氏記事)では、いくつかの統計あり。子宮頸がん予防ワクチンについて (5) 再度副作用について。(河野美代子氏記事)では予防ワクチンに関するデマをいくつか否定。
Wikipedia記事ヒトパピローマウイルスでは「日本でどの程度欧米型二価ワクチンのCervarixが有効かは未知数である。」と2011年2月8日現在では記述してあります。図録 がんの部位別死亡者数・死亡率も参考に。

010208bento

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