« 百貨店の再生案 | トップページ | 今日の弁当 »

2011.10.12

ネットの写真保存業

iPhone, iPad, Android, あたりのハードウェアのここ5年くらいの動きと、Apple, amazon, Google, Microsoft, Flickrのオンラインストレージ業の動きをなんとなく眺めていると、個人がとった写真を保存するのは自分所有のパソコンからネット上のサービスに徐々に移行していくという流れがなんとなく見えてきます。ネットの上に写真を保存するのを時代と共に振り返ると...。
1995年あたりなら「ぜひ人に見せたい写真を選び、努力してアップロードして、ウェブにのせる」というものだった気がします。
2005年あたりから「厳選せず写真を数十枚ネットにアップして、会社同僚や同級生の皆に見せる」という使い方も安くできるようになりました。
2011年の現代だと「撮影したら100枚や200枚は全部ネットにアップ。そこで人に見せる作品を選びタグつけ、twitterで通知公開」という感じでしょうか。
 そこでデジカメとか携帯、デジタルビデオカメラの役割が変わる予感もします。高画質で撮影して自宅のパソコンにとりこんでじっくり選んでから高級紙に印字するというのは徐々にすたれて(一部は趣味の世界で残る)、とにかく大量に撮影して全部ネットにアップして、その後は加工も配布もみなネットの上で作業するというのが主流になるのかも(ならないかも)しれません。
 アップルの示す、iOS5でのiCloudでの写真の扱いは、(僕が誤解してなければ)「自分のiPhoneとかiPadで撮影する。写真は意識せず自然にiCloudにアップロードされる。手元のMacなりiPadで、いつでも思い立ったときに、iCloudにある撮影済み写真を見て、お気に入りを選んで、加工して、一部を世界に公開したり友人に公開できる」というしくみです。アップロードの作業さえも自動。
 もし写真の将来が「すべてをネットで加工して管理」という方向に進むなら、オンラインストレージ業のApple, Google, Flickrに対抗できる強力なサービスを日本のネット会社(またはカメラ会社?)も今から動かしていないと10年後の未来にカメラ業界トップの日本の地位が今より低下するんじゃなかろうか、と勝手に心配してしまいます。現状ではフジやオリンパスのネット写真保存業、まだ非力なように感じますが。
 参考。asahi.comで「グーグル・アマゾン・アップル、音楽事業での競争激化」という記事がありました。

|

« 百貨店の再生案 | トップページ | 今日の弁当 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5739/52977112

この記事へのトラックバック一覧です: ネットの写真保存業:

« 百貨店の再生案 | トップページ | 今日の弁当 »