« 電子看板の垂れ流し放送 | トップページ | ビデオカメラ事情メモ »

2012.01.10

テレビとネットの融合は起きるのか

何年かおきに出る「テレビとインターネットが融合する」説が2010-2011年頃、じわじわ続いてます。ざっと代表的な記事を拾うと、2010年9月「Google TVだけじゃない! ネット...」、2011年2月開花目前!?「スマートTV」、2011年05月大震災がもたらした「ネットとテレビの融合」、2011年10月GoogleがHuluを買収すれば、TVにも...、2011年10月Hulu売却が取り消しに...こんなところです。
 とはいえ、テレビとネットの融合というのは、まだ姿がはっきりみえません。
**単にひとつの画面でテレビ受像器とパソコン画面がくっつくだけで皆満足するのか
**人々は本当にテレビとネットの融合を願っているのだろうか
**人々が、どういう形で融合して欲しいと願っているのか
**ふたつが融合したら、テレビ会社、映画会社、ネット大手企業は誰が得をするのか
**ふたつが融合したら、広告の姿、広告業界の力関係はどう変わるのか
などなど、将来が不明なものがあれこれ残っています。
 でもって2010-2011年あたりの、融合関連の重要単語は Google TV, Hulu, Apple TV, UStream, YouTube, Androidあたりでしょうか(sonyのトルネも関連か?)。 Androidは今のところ携帯電話専門みたいにとらえている人も多いですが各種家電に組み込む方面で有望なOSです。Google TVも2011年11月の米ロジテック、Google TV採用デバイス「Revue」の製造を中止の報道で一度熱がさめたような気配もありますし。 「Sony Internet TV」のほうも、開花目前「スマートTV」記事の本文では「ソニーはSony Internet TVの販売数を明らかにしていない。」とあります。
GoogleTVの特長まとめ記事での比較記事 で、GoogleTV Apple TV ひかりTV アクトビラ、での、機能一覧がためになります。
 (懐古ネタ。昔1982年にシャープがパソコンテレビX1で融合を実現していたんだ!...と書いたら誰かに信じてもらえますかね。パソコンのキーボードやプログラムからテレビのチャンネルや音量を操作できるというところまでは確かに実現していましたけどね。ええ。wikipedia記事 X1参照。)
 過去にもあれこれ、失敗した製品が多数あるテレビとネットの融合。MSNBCやWebTVなどの失敗例もありますし、2010年3月記事「Webとテレビの融合」失敗の歴史、Google TVは覆せるかはeWEEK英文を翻訳したものですが、これもやや悲観的な論調です。
グーグルやアップルやマイクロソフトが成功していない分野、ということは、もしかして違う切り口でインド、ブラジルあたりの新興国企業が新製品を投入してくるかもしれません。いや日本の小さな企業が新しいやりかたを発見するかもしれません。
でもって僕がテレビとネットの融合に何を求めているか、というと、ほとんどテレビを見てないのであんまり具体的に思いつきませんが、「SCE、torneのTwitter連携アップデートを15日実施...」の記事に出ているような、テレビ画面とtwitterの横並び、あたりが僕の望むものに近いかなと思います。文字は黒背景に白文字が良いかと思いますが。あとはコマーシャルの間だけ音量をしぼる「15秒黙れ」ボタンも欲しいです。
 (追記2012.1.13。ダイヤモンドonline記事「アップル、グーグル、韓国勢が混戦模様 ついにスマートテレビが...」が1/12に掲載してありました。記事の中ではアップル、グーグル、LG電子に注目。でもロジテックがGoogle TV 搭載「Revue」製造中止 したことには触れていません。「スマートテレビ市場は、2016年までに2650億ドル規模」と楽観的な予想をしている記事です。)
(JB press, ロジテック製品についての記事「グーグルTV計画は失敗に終わった」も参考に)

|

« 電子看板の垂れ流し放送 | トップページ | ビデオカメラ事情メモ »

コメント

メディアの世界はどうなっていくんでしょうね。

投稿: 吉田けい@ビジネスモデル研究 | 2012.10.06 00:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5739/53714805

この記事へのトラックバック一覧です: テレビとネットの融合は起きるのか:

« 電子看板の垂れ流し放送 | トップページ | ビデオカメラ事情メモ »