岐阜、台湾、外食の比率
最近名古屋出張で知った事に「岐阜の喫茶店の出す朝食は安く、岐阜地元民の多くが朝食を喫茶店でとっている」というのがあります。その話をきいて連想したのは台湾旅行での現地ガイドが「台湾人はたいていの人が夕食を外の店でとるので外食の店が多い。台所のない家に住む人も多い」という事です。岐阜と台湾をいきなり同列で比べるのもかなり無理がありますが。
岐阜の人のいったい何割が本当に平日の朝食を喫茶店で食べるのかはわかりません。そこで統計資料を探しました。
ニコニコ大百科の岐阜県記事と、そこに紹介のあった総務省統計局サイトの家計調査...ランキング(平成20〜22年平均)にある「外食」ファイルを見ました。
喫茶代(1世帯当たり年間の支出金額)の部門。(1位)岐阜市14,110円、(2位)名古屋市 14,016円 この二都市が月に1万4000円代。で、三位以下はぐっと下がって、東京都区部8,039円 神戸市7,546円、と続く。他の都市も6000円,5000円,4000円代で並んでます。なるほど、都市別では岐阜市と名古屋市がダントツで喫茶店代にお金をかけている。 統計局の数字、役立ちました。地味な数字のエクセルファイルですけど、ハンバーガー代が一位那覇市、飲酒代一位は高知市、だったりして、ところどころ面白い結果です。
他の国の資料を探すと、 大和総研の資料、タイにおける日本食レストランの動向を見ると「タイ人は外食を好む国民であり、日々の食事を外で済ませることが多く、自炊はまれと言われる。」というのもあるし、アジアには外食傾向の強い国も多いということでしょうか。
(岐阜の喫茶店のモーニングサービスについては岐阜のおトクなモーニングやこれが岐阜のモーニングサービスを参考に)
(2012.2.1 追記。アジアの外食比率。外食ドットビズ、海外外食マーケット座談会の座談会形式記事で、「坂尻●数字的に裏付けると、台湾では、朝の外食比率が 8 割、昼で 7 割、夜が 9 割といわれている。」や、 「酒美●日本は中食を含めた外食依存率が 40 %台ですから、純粋に外食をしている割合を考えると 30 %台でしょう。アジア各国と比べると圧倒的に低いんです。」という発言がありました。)
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