コンタクトの「ディファイン」
僕のやっているひらの眼科では8月末でコンタクト「ディファイン」(2週間型と1日型)の扱いをやめることにしました。
このレンズは元々上下にずれやすい傾向があり、人によっては黒目よりも下にレンズの黒フチがはみ出すため見た目が奇妙になる場合も多く、さらに夜間の見えにくさを感じる人も多いこと、また一部の度数での欠品(卸にも店にも品物が届かなくなること)が頻繁に起きて、希望のレンズが手に入らない事も起きる、などが理由です。
そこで改めてJJ「ディファイン」のズレの事などをネットで探してみると、2011年記事ディファインなどのサークルレンズやカラコンなどで眼精疲労訴える患者さんが... (奈良県松本眼科)、2010年記事...見え方(視力)が悪くなることがあります。それは夜間の使用。(奈良県松本眼科)、2012年記事「...ディファイン一部販売休止のお知らせ」(コンタクトレンズ探偵団)、他には数件Yahoo知恵袋での相談などがありました。
なおボシュロム社からはJJディファインに相当する製品、「ナチュレール」が一部地域で先行発売されています。その事情は「ボシュロムのナチュレール、緊急...」、記事で詳しく説明されています。この「コンタクトレンズ探偵団」ブログ、いつも熱心に記事更新していて感心します。業界事情に詳しい様子。ナチュレールも僕の施設では取り扱う予定はありませんのであくまでも参考に。
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