フォーサム2013大阪
フォーサム2013大阪という学会に行ったので感想を箇条書きでメモします。
◎感染症、コンタクト、炎症、涙道、の4学会の合同です。会場はグランキューブ。リーガロイヤルホテルの横。
◎グランキューブ付近はコンビニエンスストアが(たぶん)無いのがちょっと欠点かもしれない。
◎ Myopia Control- The Best Way Forward.という題名のBrien Holden氏の話は主に世界の統計とかアジアの統計という内容。ものたりないので途中で抜け出しました。強烈なオーストラリアなまりで88は「アイティアイト」でした。
◎土曜朝、「オルソケラトロジーの未来:認可後の3年間で見えてきたもの」もためになる発表でした。オルソケラトロジーの小児での臨床成績がまとまってきて、感染症は一般的な昼のハードコンタクトと同程度の発生率、角膜内皮の減少はある程度あるが、自然経過の年齢にともなう内皮の減少と大きな差は出てなさそう、近視矯正効果はマイナス4D以内の軽い近視で有効、4Dを超えるあたりから効果が減るなど。
◎土曜15時、合同シンポジウム 7月13日(土)15:15-16:35 第1会場「カラーコンタクトレンズについて考える」は内容が豊富でした。ここ数年のカラーコンタクト利用者の増加、それにともなう角膜障害や感染症の増加などいろいろな問題点を指摘。
◎日曜朝のセミナーでためになったのが「コンタクト外来での感染予防のコツ」。佐々木香る医師、愛知医科大学三鴨廣繁医師、東原尚代医師、鈴木崇医師の4人。
◎生活に直結する知恵として、 シャンプーや液体石鹸ボトルの詰め替えを、あらわず継ぎ足しで使用していると緑膿菌が増えるという指摘を三鴨氏がしていました。これは大事。なお、シャンプー関連でネットを探すと似たような趣旨の文章もみつかりました。「シャンプーや液体石鹸ボトルの詰め替え連用とセラチア菌」
◎電気街では六角レンチやケーブル結束バンド(ケーブルタイ)など小物を買っただけです。レンズつき工作固定台とか魅力的だったけど大きくて重いので断念。
◎電気街に少数ながらオーディオの店が数件あってちゃんとしたスピーカーやアンプ(新品あり中古あり)を売っていたのがうれしかったです。
◎今回は幸運にも学会会場近くに宿泊できたので移動時間が節約できました。
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