うらやまけしからん心理
「2ちゃんねる」周辺で見かける用語に「うらやまけしからん」というのがありまして。人間心理をよくつかんだ言葉だと思います。ニコニコ大百科「うらやま...」によると「うらやまけしからんとは、「うらやましい」と「けしからん」言う心の葛藤が表された言葉である。」という意味のようです。
語源は(前述のニコニコ大百科だと)「単行本 ドラえもん10巻「100年後のフロク」P58」であると言う人もいるし、この個人ブログ記事ブログ記事「正義」では画像の一部が引用されています。ジャイアンのセリフ「うらやまし...いや!いやらしいやつめ。」
ところで「うらやまけしからん」という言葉が出てこないけどこの心理、羨望と非難が一緒になっている場面って多分、人間社会では多いと思います。週刊誌ネタになる芸能人不倫ネタあたりもそうでしょうか。スポーツ選手不倫暴露記事も同様。けしからんと言っている人の半数は羨望の気持ちがありそうだし。 大きな金額の収賄贈賄事件あたりも、あんな大金がもらえていいなあ、という気持ちが半分でしょうか。脱税の報道あたりも、そうかもしれません。
この心理とは多少違うけど、先月ある会合で耳にした、「広島地域とかのローカル掲示板グルメ話題で特定の人間を非難してる奴らがいるけど、気持ちの半分は、自分もそうなりたいという奴らなんですよ、きっと。自分もウマイ物を食いたいんですよ」も参考になりました。
最近のコメント