facebookの検索機能は2012年も2014年もずっと貧弱です。で、本体がダメなので利用者の希望にこたえて外部サービスでfacebook内の投稿を検索するサービスが出たり消えたりしている様子です。
この日記で「過去発言検索facebook不可」記事を書いたのは2012年夏で、その後、facebook側で検索機能を強化するという動きもあったようですが僕が使う範囲ではfacebook本体の検索の機能はほとんど進歩してません。

(1). 2013/08/14記事、マイナビニュース
「Facebookの過去の投稿をすばやく探す方法」で、本文中「過去の投稿や写真、イベントをピンポイントで探す場合は「アクティビティログ」から探してみましょう。」facebook画面、上の青い帯の右端の下むき三角でアクティビティログが出せます。
でもここで検索フィールドが現れることはありません。ブラウザの(firefoxやsafariの)ページ内検索機能を使っても去年の発言が出る事はありません。去年の投稿に使った単語では探せない。
「アクティビティログのページに移動、 特定の年をページ右でクリックし、目的の年に移動したらそこでやっと探せるという状態。言うなれば図書館が出版年度ごとの部屋にわかれていてその部屋毎に検索作業が必要みたいな感じ。
(2). 2012年7月記事、日経ITpro
Facebook検索のストレスを軽減する、10個の検索機能と外...(読むには無料会員登録必須。)
『FBsearch』『Socialsearching』『日本のfacebookグループナビ』などを紹介。(全部は読んでいません)
(3). 2012年か?88hacks記事
facebookで過去投稿記事を検索する方法
1月 19 では、Social Searchingと、
Facebook内部での検索とkurrently(www.kurrently.com。今は閉鎖らしい)の三通りを紹介。
(4). おそらくFBsearch BugFix 2012.07.25を読んだ感じだとFBsearchは日本発のサービスの様子。ただしFBsearchには「※キーワードは英語・アルファベットを使ってください」との注意書きあり。
(5). 2013年10月記事。参考に、検索をされない方法の記事
「すべてが検索可能になったFacebook」を迂回する方法
一部の意見で「検索機能が弱い方が、プライバシー守るためにありがたい」というのがありますが、賛成できません。公開された発言に対しては検索機能をきちんとつけることができるはずで、公開発言の検索を可能にする事とプライバシーを保護する事は両立できます。例えば企業の活動を毎年facebookで公開していたり地方自治体の活動、公共事業の進展をfacebook上で公開しているグループなどでは、過去数年の活動状況をさっさと検索できたほうが皆のためになります。そういう意味では僕は企業、学校などの「広く大勢に読んでもらう記事」はfacebook上にだけ出しておくのは企業や学校側で損する部分が多いなと考えています。ブログとfacebookに同時投稿などしておけば、その損失は予防できます。なお、参考に富士通はニフティ売却を検討、ネット接続の業界再編も=関係者というニュースもあって、ココログがいつか他の企業の管理下になることもあるでしょうが、ひとまず僕は過去ログを何度もバックアップしているので他のタイプのCMSへの移行も、テキストだけに関しては可能と考えています。
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