磁気テープ復権
ここ数日は僕の中で「磁気テープ、フロッピーディスク、磁性材料」あたりに興味が続いています。きっかけはJR玖波駅(広島県大竹市玖波)の近く(ホルモン玖波一の近く)に、磁性体の世界トップメーカーの戸田工業本社があった事実を知った事です。20-30年前にもなんだか磁性体の大きな会社が広島県にあるらしいと聞いたけどその頃はよく確かめてなかった気がします。
以下、ここ数年の関連記事を少々。
(1). 2010年記事IBM、磁気テープの記録密度で世界記録を更新--35テラバイト格納可能なカートリッジ実現へ(テープそのものは富士フィルム製。IBMは記録技術らしい。IBM社はテープ生産はしていない)
(2). 2010年記事「IBM、35TB記録できる磁気テ...」(slashdot j)
(3). 2013年記事 日経新聞磁気テープなぜ復活? 生産量3年連続プラスに(音楽、映像、データ含めてのグラフ)
(4). 2013年記事 ITPro「磁気テープ、まさかの復権 / 国産の技術革新で「1巻35TB」へ」グーグルのデータセンターでの採用を紹介。 本文中「磁気テープを生産しているのは世界中で日本だけなので」とあり。
(5). 「文庫版 メタルカラーの時代」インデックス 途中に、『情報化社会を征した江戸の「弁柄」 戸田工業』あり。
(6). 戸田工業、デジタル記録材料事業
(7). 富士フィルム、データストレージメディア
(8). 価格。 DATテープドライブのハードウェア価格は20万円から50万円のようで、ざっとみても個人向けの安い物はなさそうです。おそらくテラバイト単位で大量に保存するという用途なので個人向けの販売はほぼ無いという事でしょう。無理して中古でテープドライブを買っても個人では持て余すでしょう。
(2014.9.10追記。よく見たらテープストレージ.netというピッタリのサイトを富士フィルムが作っていました。それもタイミングよく今年の8月にサイト開設。テープのポテンシャルの部分を読むと、「2014年:IBM社と富士フイルムが面記録密度85.9Gbpsi(LTO換算で154TB/巻)でのデータ記録・再生を実現」 とあります。)
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