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2014.08.01

Perfume広島公演の雑感

Perfumeの広島公演の初日2014.8.1に行ったので、箇条書きで感想を書き留めておきます。(ネタバレ少しあり。近日このツアーのライブに行く人は読まないことをすすめます)
◎広島グリーンアリーナほぼ満員。
◎男女比は2対1か、3対2の印象。男一人客はそんなに多くなくて
男女カップルもあり男性グループもあり女性グループもあり。
◎年齢は20代から50代くらいの印象。60代に見える人々も一部いた
◎開演前に目ざわりなモノがふたつ。スポンサーのCM動画とご注意アナウンス。
◎スポンサーのCM動画(チョコラBB)は流す回数が多くて割と目ざわり。
 出て来るのがPerfume本人であるとはいえ、やりすぎ。
◎録音禁止等の注意アナウンス。同じ内容をたぶん2回か3回、長々と繰り返すのは
意味ないなあと感じます。撮影お断りとか上演中の携帯電話での通話おことわりとか諸々。
ポスター1枚貼った方が的確に伝わるのに。あの無意味なアナウンスは誰がやりたいんでしょうか。レコード会社なのか、所属事務所なのか、コンサートを仕切るプロモーターなのか。謎です。
◎演奏曲目は、(僕の知らない曲も半分くらい)Cling Cling、エレクトロワールド、チョコレイトディスコ、レーザービームなど。
 古い曲もいろいろやります、という解説だったので多分古い曲があれこれあったのでしょう。
◎ステージのセットは前半がCling Clingのプロモビデオと似たような香港風台湾風の装飾、その後セットが入れ替わって液晶画面たくさんのテクノ風味、となっていました。演出としては3人がステージから前に張り出した突堤みたいなもの(花道と呼ぶべきか)に出てきて1曲か2曲を歌い、観客の注目を花道に集めて、その後3人がステージに戻るとセットが組み直されている、という感じで大変なめらかな入れ替わりでした。
◎前回2012年春のグリーンアリーナでも感じたけどレーザー光線や各種スポットライトの派手な演出は見事。
 レーザーはアリーナの空間一杯にあちこち飛び交う光線、という風に見えるけど観客の顔には当たらないように、二階席最前列の足下あたりに向けて照射、または天井に向けて照射、という風にきちんと調整されてます。
 今調べるとコンサートの演出で使われる レーザーの安全分類はクラス2かクラス3R, クラス3B でしょうか。
 参考資料PSLaserオンライン解説
◎ステージのたくさんの液晶画面(またはプロジェクター使用とスクリーン?)が全体で制御されていて、
個別画面にあれこれ模様を出す事もあり多数画面で全体として巨大画像を映したり、
 このへんの演出は技術的にも、美術の面でも完成度が高いなと思いました。
◎ステージで演奏される楽器は皆無。ギターもベースもドラムスもシンセもなし。ほぼカラオケ状態で(これはPerfumeとしては普通の方法なのでしょう) 歌も録音されたAuto-Tune「ケロ声」とリアルタイムの生声が混ざっているだろうと想像してますが、そこまで違いはききとれません。もしかして100パーセント録音の声で完全クチパク状態かもしれないけど、そんな事はどっちでもいいんだよと感じるのがPerfumeの演出です。ダンスを見に来たんだ!と開き直ってもよいと思います。
◎ジューシィ・フルーツ「ジェニーはご機嫌ななめ」を歌った時は完全に生の声でした。歌上手です。今調べるとPerfumeのステージでは「ジェニーは...」は定番みたいですね
◎ステージのセット、照明、衣装、衣装の着替えなどが完璧に計画されてきっちり演出が完成されている印象だけど、しゃべりは少々未完成な感じでした。あれは演出家とかコピーライターとかメンバー3人がどこまで打ち合わせするんでしょうかね。グリーンアリーナ2日目公演とか他の会場での公演ではもっと変えていくのかもしれません。
◎広島グリーンアリーナD席で、隣にいたヒゲのお兄さんは英語を話す外国人でした。彼は実によく曲を知っていて曲中の的確なところで腕を振って声援を送っていまして、たずねてみると東京から広島まで聴きに来た、Perfumeファン歴5年だそうです。参りました。
◎以上が感想でした。Perfume、見応えあります。

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