老後アジア移住の問題
老後にアジアの国に移住したらどうなるかを軽く調べました。下に資料を8個並べましたが、簡単に言うと(6)「老後に日本を脱出...」の楽観的な文章を読んで、(7)「...幸せなのであろうか」の否定的な文章を読めば概要はつかめる印象です。
僕は移住を考える事はほとんど無いのですが老後に外国に移住したい人の動機は様々で、生活費が日本より割安と考える人や、日本の冬の寒さが嫌いとか、旅行して気に入った、あたりでしょうか。住居事情や医療事情をよく調べずに海外に夢を見る人が多いようです。
「老後」「タイ」「移住」などの単語で探してみた結果のサイトが以下の8つ。
(1).フィリピン、タイ、マレーシア……憧れの「海外移住」の光と影。プレジデントonline記事。 老後の生活費を主に分析した文章。物価の安いフィリピンでも治安の良い住居を選ぶと月12万円はかかるとの説明。「一度入国したら1カ月ごとに移動して、3つぐらいの街の生活を体験するのがお勧めだ。」とのアドバイス。
(2).老後の海外移住のポイント。伊田武蔵という人の個人ブログ。マレーシアとフィリピンに在住経験あり。書いている人が若い時点で移住したので老後の移住については軽くアドバイスだけ。
(3).タイで老後を 送るときめた男の記録(日本編) 個人ブログ記事。日本語教師養成の通信講座の事など、内容はいろいろ。
(4).2030年、日本の老後とタイの老後。「タイ不動産購入ガイド、バンコク大家」ブログ。老後の生活資金の目安など。
(5).「老後はタイ」の落とし穴。livedoorニュース経由、元記事は東スポweb。殺人事件と、その近辺のタイの事情等。タイの場合、50歳以上で同国の銀行に約265万円預金があり、残高証明書を提出すれば、1年間居住できるリタイアメントビザを発行、などと説明あり。
(6).海外経験なし! 老後に日本を脱出しても大丈夫かプレジデントonline 2013年記事。
(7).「老後の海外移住は幸せなのであろうか」。記事を書いた中村氏は海外在住経験が長く、英語も充分に使えて、その上で「私自身、永住したいとは思わない」と結論を出しています。上記(6)のプレジデントonline記事を読んでの感想。「病気になったらどうするのか。」をきっちり指摘している点が良い記事です。
(8).「海外での老後生活・失敗のケース」Yahoo知恵袋の問答。質問者は日本在住。回答者はフィリピンやベトナム在住の人など。全体では老後の海外生活はたいへん厳しいとの答えが多い。
全般に、老後の医療事情について詳しく書いた記事は少ないようですから、老後の60代70代で増えて来る病気と治療費、医療保険事情、介護施設、といった事情を調べないと老後の海外で病気も治療できず行き詰まり日本にまた戻る、となるかもしれません。
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