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2015.01.16

ノック回数の謎

ノックの回数には意味があるという記事を最近読みましたが、なんか変だなと感じて少々調べました。どうもノック回数の正しいかどうかの根拠は少ない様子です。今の時点では「ノックが何回でもいいんじゃないの」という印象を持っています。

20150116door

国ごとにマナーがそれぞれあってもいいですが、欧米のマナーではこうだと書いている日本語解説と、英文で探した資料が食い違っている所も多くて、欧米人ってノック回数かぞえてないような気がします。でも慎重に考えるなら3回でほぼOKでしょう。
まず、日本語編。「ドアのノックは3回が正しいマナーであり2回はトイレのみで使いなさい」と主張する記事が日本語でふたつ。
◎日本語記事1「ビジネスマナー辞典」
◎日本語記事2「ノックの回数には意味がある!? ...」 (本文中、「3回は恋人や家族など親しい相手の時の「プライベートノック」、そして4回が正式の場でのノック」と記述あり) ところがこの根拠の「プロトコール・マナー」が和製英語らしい気配があります。
次。英文資料編。英文で knock times door etiquette などをキーワードに探すと、これが正しいやりかた、と示した文章は少ないです。
◎英文記事1  Universal Etiquette, Lesson 1 - Knocking    本文中には General Access Knockで入室を許してもらうノックとして4回  Inquisitive好奇心の強い Knockとして3回または4回としてあり、その例にknocking on a bathroom door to find out if there is a userとあるのでトイレも含まれそうです。「トイレならノック2回」という記述は無い様子。
◎英文記事2 How many knocks do you knock when you knock? Actuarial Outpostというサイト。一般人へのくだけた質問と回答集という掲示板ですが、英文での2012年の回答。回答者ごとにバラバラ。2回も3回も4回もあり。回数の使い分けもバラバラ。回答者がマナーを知らない人間達だと言う受け止め方も有るでしょうが。
◎動画参考1 TVドラマ、クリミナルマインド(s2, e9)「2人のシリアルキラー」開始後3分、 ホッチナーの部屋に入室する仕事関係者プレンティスはノック3回でした。親しい相手ではないけど3回。
◎おまけ。英文での「Shave and a Haircut knock」はカタカナで書くと「コンコココンコン(休み)コンコン」 wikipedia  Shave and a Haircutに楽譜あり、Fancy Finish Guitar Lesson - Shave and a Haircut にギター実演あり。
◎(追記2014.1.16夜)(訂正、2014年じゃなくて 追記2015.1.16夜) 「ローマの休日」
映画「ローマの休日」(1953)(アメリカ映画、監督ウィリアム・ワイラー)では上司の部屋に入るのがノック5回、部下の自室アパートに入るのがノック4回でした。 動画DailyMotion『ローマの休日』 (日本語字幕)パート1/3 開始後31分あたり、新聞記者JOE (グレゴリーペック)が昼まで寝過ごした後、編集部に戻り、編集長HENNESSYの部屋に入る時は、ノック5回です。 動画DailyMotion『ローマの休日』 (日本語字幕)パート3 パート3の開始後10分あたり、アンが宮殿に戻ったのちのジョーの部屋。ノックは4回。ジョーが返事をしないまま空白があり、次に 6回くらい。編集長HENNESSYが部下ジョーの部屋に入ります。 参考になるセリフなどは映画脚本Roman Holiday Scriptにあり。
◎(追記2015.1.19) 動画参考2  TVドラマ、クリミナルマインド(s2, e11)「殺人衝動」開始後33分、FBI数人チームが容疑者自宅に初めて訪問する際の玄関ドアのノックはノック5回でした。ノックするギデオンは分別のある中年男性。FBIベテラン職員です。

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