« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015.07.31

7月の生活メモ

最近の、走り、食生活、などのメモです。
◎走り。週2回程度で走っていますが、最近は、雨の中を走るのと、暑い日差しのもとで走るのを経験しました。どちらもきついけど雨の方がすこしいいかな、という印象です。
◎食生活。10年前と比べると体が脂肪の多い食事を欲しがらなくなった印象です。確かに運動をしっかりした日は肉も脂肪もたくさん欲しくなるけど、それ以外はあっさりめで大丈夫な感じ。外食では最近は新しい店を開拓してないのでお好み焼き、うどん、など巡っているだけ。
◎ネット生活。今もtwitterは重要な情報源です。過去の自分のツイートを探すためにtwilogもよく使います。 facebookはほどほどに見てます。
◎ネット生活、脆弱性報道。WordPressの更新( 4.2, 4.2.1,  4.2.3)が(「WordPress 4.2.3」公開) 最近は何度か続いたのと、Androidでの脆弱性報道、「Androidの95%に遠隔乗っ取りの脆弱性...」、そしてiOS Mac OSXの脆弱性報道、「iOSとMac OS Xに複数の脆弱性...」あたりが気になるところです。ひとまず自分に関係ある部分では iPhoneの設定、iCloud「キーチェーン」はオフにしてますが。これでどの程度まで攻撃を防ぐことができるのかやや不明。
(おまけ。写真は、ステージ上からみた、さくらぴあの客席。)

20150731saku

| | コメント (0)

2015.07.21

フォーサム2015大阪

眼科の学会、 フォーサム2015大阪の学会のメモです。
◎7/11土曜日、朝セミナー4 コンタクトレンズ装用の諸問題 =世界の現状= 座長 糸井先生 演者はDr Mark Willcox,  Simon Kilvington 1人目 Dr Willcox。 "TFOS" tear film and ocular surface society 学会というグループがある。おそらくそのTFOSの代表がwillcox氏。涙液の中のVEGFレベルが高いことがCL 不快感に関連があるようだ。(どっちが原因とか、因果関係には触れてない) レンズの中心厚はCL不快感とは無関係といえる。 2人目、Dr Kilvington 。英国。英国のコンタクトレンズ関連角膜感染症の現状。レンズを水道水で洗うな、との教育が大切だ。とのこと。英国ではアカントアメーバ感染症は増加傾向。acanthamoeba keratitis  アカントアメーバ感染症の発生数。100万人あたりの比較で、米国は年1.3人。英国2002年は年20人で、今2015年で年80人。この13年で増加。もともと英国は米国よりずっと多い。 英国は住宅の仕組みで、 LOFT water storageが多いのが原因だろうとのこと。雨水を貯めて使用するのが習慣? 上水道と間違えるということか?それとも雨水貯めることで生活環境にアメーバが増えるという意味か? (詳細は不明だった)
参考文献はこれ。Acanthamoeba keratitis: the role of domestic tap water contamination in the United Kingdom. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2004 Jan;45(1):165-9. Kilvington S1, Gray T, Dart J, Morlet N, Beeching JR, Frazer DG, Matheson M.
◎一般講演 涙道/感染症 両眼の涙小管炎で、角膜穿孔を起こした例。76歳。涙小管炎を治療すると角膜病変もなおった。つまり涙小管炎からの炎症物質が角膜潰瘍を起こしていたのではないか、との推理。
◎白内障手術後の眼内炎の統計。多施設共同での統計。 これまではおおまかな数字で0.05%と言われていたが、 今回は前向き調査で集めた。2012-2013年の2年間で205施設、51大学、75病院で60000症例。眼内炎は25例なので全体で0.04%であり、昔の「0.05%と言われていた」とほぼ同じ。ただし今回、HOYA レンズを除くと0.02%になった。偶然だがこの調査期間中にHOYAのレンズの問題が見つかったという話。

(=====以下は追記=====)
CLケアとCL感染。
◎植田:コンタクト消毒剤は、薬剤単体スタンドアロンでのテストと 実際の利用者が使う環境での現場は色々違いがある。夏の室温の高いのは要注意。ケア用品ボトルの出口は汚れるのでケア用品ボトルは開封後一ヶ月で使い切るのを勧める。こすり洗いは今も大切。手を洗い、レンズを洗い、ケースを洗う。
◎江口:健常な人間のレンズケースを調べても、約半数のケースで細菌が見つかった、との報告が香港の論文であり。
◎大家:(発症してない時の)コンタクトでの培養で同定された菌はp.acnesとコリネバクテリウムの2種類で8割を占める。(発症した時の)培養では原因菌はカンジダが多い
◎吉野:オルソケーレンズと角膜感染。米国文献ではオルソケーCLの利用者10000人で14人感染症発生という頻度。

| | コメント (0)

2015.07.14

所得格差とLP、CD所有の数

(100文字要約。ネット音楽配信が月額固定と無料YouTubeで広がる今、大事なのは聴き手のやる気、そして音楽の道案内人。昔は所得格差で音楽コレクションが決まった時代もあったが今はやる気しだい)

Rainbowlongliverocknroll1

 政治ネタで時々「所得の格差」が話題になりますが僕の人生の中で所得格差、を実感したのは中学高校大学時代の「持っているLPレコードの数」でした。
 LPレコードを自分でなかなか買えない中学高校時代(1970年-1980年頃)は、お金持ちの友達のところに遊びに行くと、良いレコードがたくさん並んでいて「これはすごい!聴きたいLPがこんなに並んでいる!」と驚いたものです。お金持ちのM君とかF君のところに行くと、Deep Purple, Led Zeppelin, Rainbow, Queenなどのレコードがずらずらと並んでいるわけですよ。FM放送をあれこれカセットテープに録音している自分と、友人宅に並んだLPのこの違いを見て「俺も頑張って働いてお金かせがなくちゃ」と奮起したか、「お金持ちには一生かなわない」と絶望を感じたか、そこまでは覚えてませんでしたが、ともかく友達の中にお金持ちの人がいることはありがたい事でした。M君F君当時はありがとう。輸入レコード店も少なくてレコードレンタル店も登場前の時代だと思います。LPが当時2500円くらい。
 1980年頃をすぎて大学時代になりLPレンタル普及もあってその所得格差の激しさはちょっと減ってきましたが、1980年代のLPとかCDへの移行時の話はちょっと省略します。  で、時代は飛んで2015年の今。ホントに贅沢な時代になりました。オンラインにつなげたら高校生もスマホのYouTubeでロック、ジャズ、クラシックなんでも聴けてしまう現実です。違法か適法かは別として。で、Apple Music は日本で月額980円で聴き放題。(実はまだ加入してないのでレパートリーの広さがわかってません)他にもNaxos music libraryが月額1850円だったり エイベックスの『AWA(アワ)』が月額360円からあったりして、合法な聴き放題でも月額1000円から2000円ですんでしまいます。
  で、さらに話が飛びますが。こうやってYouTube無料音楽と、月額固定のストリーミング時代になって、音楽ファンの中での「格差」は増えるか減るか。僕の予想はこうです。「所得の格差が小さくなった代わりに、本気で聴く気のある人と、無い人の差は100倍以上に広がる」。
 例えば「1980年代、ブラック・コンテンポラリーの中での、クインシージョーンズ、チャカカーン、マイケルジャクソンの流れと、その中でのリズムパターン」とかを聴こうとすると、今はYouTubeでアーティスト名や曲名検索でたくさん聴けて「これだ!このリズムの刻みが80年代のブラ・コンだな」というのが把握できるわけですよ。お店に出かけて高価なCDやLPを2万円分くらい買ってこなくても、やる気を出せばネットに向かって1時間。必要なのは、やる気だけ。(人名やバンド名はカタカナより英語表記が探しやすいけど)おまけに Journey of Guitar Solo (THE INSTRUMENTALS - Episode 1) みたいな、親切なギターソロの歴史紹介6分間動画なんかもある。
 じゃ、何がこれから大事になるか。素材は揃った。料金も安くすむ。そこで「音楽の導師」的なガイドの人とか、ガイド役の書籍がこれから重要になってくるという予感がしています。1994-1995年頃にweb上に雑多な文章や写真が増えた時代、どこに何があるか知りたい利用者のためにYahooやAOLといったポータルサイトが活躍しましたが、2015年の今、Apple musicにもYouTubeにもそういう「音楽の世界の道案内」みたいな存在がまだまだ少ないと感じています。(Googleが目指す自動アルゴリズムでの曲推薦も役立ちますけど、それだけじゃ音楽が広がらないですからね)ここは20代の若手音楽評論家あたりの人に「21世紀の渋谷陽一」みたいな人が出てくるんじゃなかろうか、と期待しています。(俺がやってやろうと僕から言い出すには気力が足りないものでして)
(今日の画像は昔買いたくて買えなかったレインボウのLPジャケット。)
(2015.7.15 追記。じぞうさんのコメントで知りましたがApple Musicのオススメ提示機能が強力なようです。記事も参考に。「Apple Musicを試す。数百万曲が980円/月の衝撃と魅力」

| | コメント (2)

2015.07.08

広島県近辺マラソン日程2

前回6月29日に書いた記事の続きです。範囲を広げて中国四国九州あたりでハーフマラソンやフルマラソン大会を調べました。(Runnetでも条件検索で出てきますが)
マラソンツアーのサイト国内マラソン大会一覧、海外マラソン大会一覧など。
呉とびしまマラソン。例年2月ころ。2015は終了。次回予告は記載なし。2km, 10km, フル。
ヒロシマMIKANマラソン  2015年10月18日 (日)開催。  現時点でハーフ一般は受付終了。その他の部門は受付中。
◎香川丸亀国際ハーフマラソン。例年2月頃かな。ハーフ、3kmなど。
下関海響マラソン20152015.11.1開催。現時点でエントリー受付終了。フル, 5km, 2kmあり
◎山口県防府読売マラソン。ズバリ制限時間が4時間以内、フルマラソン。2015年は12月20日。シロウトにはオススメできないです。
別府大分毎日マラソン大会。参加資格はカテゴリー3の場合「マラソン3時間30分以内の記録をもつこと」これもシロウトにはオススメできない。
福岡マラソン2015.11.8開催。受付終了。フルマラソンと、5km。
愛媛マラソン次回2016開催予定「第54回愛媛マラソンは平成28年2月7日(日)午前10時スタートで開催される」とのこと。フルマラソンのみ。
鳥取マラソン2015.3.15開催完了。フルマラソンのみ。制限時間6時間。次回2016は予告の掲載は無し。2016.3.13との予想もあり(鳥取、申込開始は11月らしい)
◎岡山県そうじゃ吉備路マラソン次回2016.2.28 開催。facebook上での吉備路マラソン情報あり。 フル、ハーフ、10kmなど。
◎宮崎県、青島太平洋マラソン 201512月13日開催。フル、10km, 3kmあり。フルに9000人定員。制限時間6時間30分。エントリー開始は7/15昼。
◎番外。海外の大会。台北マラソン2013完走記ハーフマラソンの体験談。「台北マラソンは初海外マラソンに最適」との意見あり。ホノルルよりも近い、費用が安上がり、とのこと。参考に2015.12.20台北マラソンツアーあり。同じ業者でヨーロッパや米国のマラソン大会向けツアーもあり。
 (追記2015.7.8。「ランナーズバイブル」にある大会データベースが、都道府県別の大会一覧として便利です。)

| | コメント (0)

2015.07.02

氏名と顔を公開するしない

「自分の氏名、顔写真、現住所をネットに公開するとどの程度、危ないのか」は時々話題にのぼります。(ひとまず未成年は別として)大人でも顔出しを拒否するひと、氏名写真を積極的に出している人、芸名で通す人など人それぞれですが。僕の印象ではこの20年で顔写真を載せる事は「危険だからやめろ」という人は減ったように感じます。僕も顔出しは万人におすすめはしませんが顔を出す事の長所短所のバランスを見ると顔出しの長所も結構いろいろあるよと感じています。以下は長文ですけどあまりまとめてません。時代ごとに顔写真を出している人たちがいたなという思い出です。

Hiko_kao200910


◎1980年頃。 一般人で顔と氏名を公開することは珍しく、芸能人だけが顔と芸名を出していた時代。 インターネット以前の「パソコン通信」では本名を出していても読者が限られていたので問題は小さかったという印象です。自宅住所や電話番号のやりとりは電子メールだけにしましょう、のような緩やかなマナーはあった気がします。
◎1995年頃。 ウェブに顔写真と氏名を出す人はいたし日記も少々見かけたけど、顔写真は少数派。この時代には欧米人がどのくらい個人の顔写真を出しているか、他の国の事情がwebで実感としてわかってきます。実名プラス顔写真を出している個人(それも非有名人)がたくさんいるのがわかりますし、日本でも分野によっては顔と氏名を出すのに抵抗のない人々がいるので個人商店主、経営者、研究職の人間などの顔写真の公開が増えてきました。もっともネット以外で顔と氏名を出して仕事をする人たちもおおぜいいるので(販売店店員、銀行員、美容師、などなど)ウェブで顔写真をだす事が極めて危険だという意見はこの時代でも賛否両論という感じでした。

◎2000年頃。ブログ利用者(執筆者)も増えて自分の氏名、顔、そして個人的な毎日の行動を記す人も一般的に。 ブログの歴史を振り返る「ブログ年表」...によると2003年にココログ、livedoor Blog, Seesaa Blogが開始したらしい。 ここでも一段と個人の顔写真公開が増えて、家族写真、旅行写真を公開する人が一部には出てきました。

◎2005年頃。mixi利用者が増えたのは2005-2007年頃でしょうか?一部のコミュニティでは顔写真もチラホラという感じですし、日記情報の公開範囲もいろいろ設定できましたがある程度の友人だけに写真を公開する文化は適度に続いているようです。

◎2010年頃。日本でのtwitter普及は進んで(普及は2007-2009年頃?こちらの記事「Twitterは...2006年頃のTwitterを振り返る」によると「日本でユーザーが一気に増えたのは2007年4月ごろ」)とのこと。 またtwitter での実験で【Twitter実験】つぶやきだけで個人を特定できるのか?でのセブ山氏報告によると「渋谷なう」など複数のツイートと顔写真(目元と眉毛と前髪)を元に個人を特定して実際にその場でインタビューに成功。2人目は身長と体重を元に特定しています。

◎2015年。たぶん2010-2015にかけて日本でfacebook利用者も増加の様子。ただし顔写真を出しても見せる範囲は友人だけ、とか、世界に公開、とか各種設定はあります。

◎2010年-2015年あたりの写真公開や顔写真公開は、SNSの普及もあって「本人が自覚しないうちに現在地の情報を書いている」とか「本人が匿名のつもりなのに、断片的な情報から本名と住所が特定される」という件が増えたのが大きな傾向だと思います。

 2015年現在の僕は、本名と顔写真をネットに出し続けて20年くらいになります。 顔写真も解像度なり写し方なり細かい条件はありますが、出していて大きなトラブルには出会いません。むしろ広島市で医者の仕事を続けていると西区の近辺で顔を覚えられているなと実感する事は多いので(買い物中に声をかけられてこっちが驚く)、ネットで顔を出す事よりも開業医の仕事の方が顔を覚えられる率が高いのではなかろうかという実感です。  自宅住所については普段から広島市西区に住んでいると公表しているので、走ったルートの地図公開や近所写真も、「何丁目何番地まで特定できないなら、まあいいか」という感覚で出しています。

| | コメント (2)

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »