波に乗るのもIT技術の腕
ある打ち合わせを技術者一人と僕で行ったわけですが、複数の施設を連携させるデータベース運用の話で、彼の言う説明の中の「波に乗るタイミング」という表現が印象に残りました。
今、あっちの予算とこっちの予算が使える。目的はAとBとCの連携。僕らの団体に協力してくれそうな機関(団体)はDとEとF。 そこで全体を前に進めそうな技術、Gが出てきた。Gを使えばA,B,Cがうまく噛み合ってつながりそうだ。「でもそこでDが単独で計画を進めると、波に乗れないから、まずいんです。 Eをうまく説得して計画に乗せて、一緒に波に乗れば、計画がうまく進みます」というような、彼の説明。
なるほど予算も人材も技術も、時期を合わせないと力を発揮できない。特に今回のように複数団体の共同作業で、リーダー1人が全体を引っ張るのがむずかしい組織だと、タイミングは重要です。ということで、IT技術の話ではあるけど、予算、人材、技術などなどがうまく噛み合うには波の様子をみるのも重要なテクニックだなと深く納得しました。なんだか抽象的な話ですが今日のメモとして。
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コメント
わかる気がします(笑)
複数ある「使える予算」というのがキモなんでしょうね(^^
投稿: じぞう | 2015.10.22 23:53
おお、じぞうさん、わかってらっしゃる。
そうです。予算が今だけ使えるものとか、
今後2年間だけ使えそうなのとか、
いろいろ都合つける工夫がいるんです。
投稿: なおひこ | 2015.10.23 00:00