« 広島で女性1000円カット | トップページ | 老後アジア移住の資料2 »

2015.11.05

ハム、ベーコンと大腸がん

 世界保健機関(WHO)の下部機関「国際がん研究機関(IARC)」が10月26日、ハムなどの加工肉は発がん性があると発表しました。今のところ僕はのんびり構えていますしたぶん1年後も今と同じペースでベーコンもハムも食べると思いますが、ゆっくり資料を探そうという構えです。発がん性物質はポテトチップスに含まれるアクリルアミドみたいに、いろいろな食品に少しずつ含まれています。

20151105bacon


(1).加工肉に発がん性あるとWHOBBC記事。わかりやすい数字としては「英国では100人に約6人が一度は大腸がんにかかる。全員が終生、1日50グラム分のベーコンを追加摂取し続けた場合、大腸がんにかかる確率は18%上昇し、つまり発症リスクが100人中7人に上がるという。」
(2)....研究の伏線は20年前の「ホットドッグ戦争」 ITmedia 記事。主に過去の食肉関連の記事と、それに対する食肉業界の反論など、研究者と業界の戦い、情報操作のバランスなどを紹介。
(3). IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humansこれが国際がん研究機関IARCの発表。 その中の10月26日文書はIARC Monographs evaluate consumption of red meat and processed meat 英文PDF書類(26 October 2015)
(4). 日本での統計。がんの部位別統計。部位別がん罹患数は2011年で男性で胃、肺、前立腺、結腸、直腸などが主なところ。
(5). がんに限らず、心疾患、脳血管疾患、がんを含めた統計。日本での数字。厚生労働省死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・
(6). お騒がせ「ハムやベーコンに発がん性」発表の勇み足(ダイヤモンドオンライン記事)。記事題名どおり、WHO発表にかなり批判的。第5ページにある、「IARCの言う加工肉の過剰摂取が原因でがんになり死亡した人の数は三万四〇〇〇人だとWHOは推計している。喫煙が理由でがんになり死亡した人が約一〇〇万人で、アルコール摂取を原因でがんになり死亡した六〇万人と比べても、ものすごく少ない。」というあたり、バランス感覚を保った文章になっています。

|

« 広島で女性1000円カット | トップページ | 老後アジア移住の資料2 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。