独立起業の長所短所
ここ10年くらい「会社勤めでなく、一人で独立することこそ成功の鍵」みたいな主張を時々見かけます。勤務より独立が常に有利という主張って、どうもマユツバという気がします。もちろん独立で成功する人も失敗する人もいるし、会社勤めよりも独立が良いかどうか、を一概に決めてもしょうがないわけですが。時代とともに独立する商売の主流は変わってきました。
たぶん昭和の50年代頃(1980年代頃)が ペンション経営(参考資料 清里のペンションの記事)のブーム。その他アパート経営、 ラーメン店経営、もありました。さて時代もかわって西暦2000年を過ぎると、ITで一人起業しよう、という記事をチラホラ見るようになりました。1998年頃に始まった価格コムの成功を参考にする人も多かったように思います。独立開業の資本金の規模でいうと、ペンション経営が数千万円、ラーメン経営が数百万円、ITで一人起業なら数十万円から可能な印象です。今2015年だと、さすがにネット全般でなんでも金になる、と考える人はいない時代なので、 ユーチューバー、とか 専業ブロガー、とか具体的な方法で「これで稼ごう」という本が出たりしています。参考資料2015年記事「会社員ブロガーと専業ブロガーは圧倒的に違う」これも参考になりました。
(追記2016.1.7。 「清里のペンションの発展と凋落」の長文の中間部あたりがペンション経営の話。「1976年に経営指導会社の名に値するA社は会社を...」あたり。興味深い部分です。)
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