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2016.11.03

2016臨床眼科学会11/3

京都で開催された臨床眼科学会のメモです。

20161103kyoto


◎朝食は 小川珈琲にて。名古屋岐阜みたいに豪華でなくシンプルにトーストとコーヒー。美味しいです
◎京都は木曜金曜とも良い天気。寒さはそう厳しくない感じ。
◎world retina summit 第一部。演者は全員英語での講演、皆速いペースでしゃべる演者、文字の多いスライド。ここ5年くらいの治療成績の比較や、近く成果が出そうな治療薬。同時通訳も早口に追いつけない場面が多くてつらそう。同時通訳で日本語を聞いたらわかるかというとそうでもない。演者によっては英語で聞いた方がわかる。
◎一般講演の「腫瘍」。40代症例。脂腺癌。脂腺癌は全般に予後は悪い。(通常の脂腺癌は高齢者に好発。)
◎昼は緑内障ハイリスク眼 のセミナー。大まかにまとめると、「痩せた遠視気味の高齢者は眼圧日内変動が大きい傾向あり」とのこと。  
◎医療、医政の分野。 リスクマネジメント、医療訴訟。この10年、受件の件数は一度減ってこの2年 2014-2015でまたすこし増えそう。レーシック含む角膜と、白内障、網膜疾患、あたりが訴訟の主な分野。 
◎白内障の手術の訴訟の話。 後のう破損だけ単独で医療機関が敗訴した例はない。破損、そして眼内炎、さらに対処の遅れ、などが連続した例では敗訴につながる。なので術前診察の段階で偽落屑「後のう破損可能性高い」と判断して大病院に手術を依頼する必要はないでしょうとの説明。

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