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2017.02.13

マラソンと心臓発作

去年12月にマラソンの危険性の事で一度記事を書きましたが(「長寿とランニング頻度」)その時はジム・フィックス (Jim Fixx )の死亡の事は書いたけどマラソン中の心停止の統計はあまり調べていませんでした。

20170213marathon

2012年の統計では米国でのマラソンで10万人あたりの心肺停止発生数0.54。また日本の東京マラソンで10万人あたりの心肺停止1.99。(日本では高め。これ人種の差か、気温や距離の差か、そこは不明)。ただし東京マラソンでの救命率100%。 大雑把に言えば心臓は止まるけどもちゃんとした救護体制があればその場で死亡する事はほぼない、と考えて良さそうです。大阪マラソンでの救命の体験の記事も少々あり。 救護体制はそれぞれの大会ごとにまちまちですが、2月の呉とびしまマラソンでも救護所設置あり。おそらくAEDも準備されていることでしょう。
以下は参考記事です。
◎ The New York Times 1984 年記事JAMES F. FIXX DIES JOGGING; AUTHOR ON RUNNING WAS 52でJim Fixx氏の死亡記事。
◎米国でのマラソン統計の2012年論文Cardiac arrest during long-distance...Kim JH, Malhotra R, Chiampas G, d' et al : Cardiac arrest during long-distance running races.N Engl J Med. 2012;366;130-40.
東京マラソン2017 救命救急情報に、東京の大会での詳細な統計あり。 東京マラソン第一回から第十回の通算で約5万人に1人、10万人あたり1.99人の割合で心停止が発生。ただし救命率100%。東京マラソンでは全員が救命されているというのも大切です。
「大阪マラソンで命を救ってもらいました」2012年の体験記。ゴール手前約100メートルの場所で倒れた人の仲間の報告。発生→通報→心肺蘇生 。
◎2015年ブログ記事「第6回呉とびしまマラソン」では、自転車による救護ボランティア隊が背中のかばんにAEDを持って走っているとのこと。
◎2017年 呉とびしまマラソンでは よくある質問で 「コース8箇所に救護所を設置」 とのこと。

(追記2017.2.14。日本の統計2014年論文で、心肺停止は10万人に1.45人。「市民マラソン大会での安全配慮の必要性」山澤文裕 真鍋知宏 2011年 4 月か ら 2013年 3 月までのマラソン大会114大会を調査、心肺停止例 2年間で11例の心肺停止例あり、全員救命された。心肺停止は10万人に1.45人。掲載は体力科学 (0039-906X)63巻1号)

(追記2017.2.17死亡事故の例。 「マラソン大会 完走の33歳男性死亡 最後の見回りで発見」。岡山県井原市。 2017.1.29開催「第35回星の郷ふれあい健康マラソン大会」 10キロ完走後の死亡。走路の途中でなく着替えの体育館で倒れていたのが不運でした。大会は距離 3km,5km,10kmの3通り。)

(追記2017.2.28 。2017第8回呉とびしまマラソンでも自転車でAED担いだ救護担当者が10人ほどコース内を巡回してくれていました。感謝。)

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