2014.08.25

国際アニメフェス2014

広島国際アニメーションフェスティバルというイベントに行きました。今日、最終日の月曜だけ数時間。一日券大人3000円は高い気もするけど満足できる内容でした。主に時間をとって見たのは「歴代受賞作品 award winning title 」というのを続けて上映している部屋です。
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4-9 *** the memories of dogs / simone massi イタリア
よかった。白黒版画のタッチ。冒頭を見逃してストーリーがわからず残念。独特の世界。これはよい。
  ( YouTube動画のTHE MEMORIES OF DOGS - TRAILER には、作品の一部41秒だけが見られますが解像度低いために版画風の細かいこすり模様が見えません。)

4-10 *** birdcalls / malcom sutherland カナダ
手書き落書き風味アニメーションをきれいにまとめていて、鳥の鳴き声のあわせ方もきれい。
4-11 *** wolf daddy / hyung-yun chang 大韓民国
「ウルフ、ダディ」意味不明。チグハグ。少し日本風アニメに近いやわらかいタッチの絵だけど登場キャラクターたちの行動が荒っぽい。見ていて楽しくなれない。
4-12 *** milch / igor kovalyov / ロシア米国合作
「ミルク」支離滅裂。妙に汚い印象の画面。緻密に描いてある風景とか人物もあるのに、不潔さとか汚さだけが伝わってくる。そして主張もよくわからない。

5-1 *** dog brain / falconer カナダ
ほのぼのしているけど物足りない。特別かわいい犬という風でもない。
5-2 *** the hill farm イギリス
やや長い作品。丘の上で畜産をしている夫婦と息子らしい家族の生活と軍人兼猟師みたいな男たちと、観光客らしい4人のドタバタみたいなもの。絵はおもしろい。やや散漫かな。
5-3 *** cow / alexander petrov ソ連
長い作品。油絵風で妙に写実的なところもある物悲しい画面。ぜんたいに薄汚い印象なのは貧困家庭を描きたかったという事なのか、どうなのか。5-4 *** firebirds flight / alexander petrov ロシア
色は鮮やかだしCGがきれいに使ってあって画面も動きもまとまっているけど、画面転換はやや強引。そして楽しい野外生活、楽しい休暇の場面ではみなロシア的なシンボル(乗馬とかスキーとか)がたくさん描かれていて、世界の中心はロシアですよロシア万歳!みたいな世界観が伝わって来た。

他の部屋では「ハンガリー特集」という部屋で
3本見ました。
pencil and rubber / gyula macskassy
duel / gyula macskassy
ball with white dots / tibor csermak
作品は3本で作者は2人だけど、どれも安心して見られる感じできれいにまとまってます。

 旧ソ連やロシアの作品はどうも僕には受け入れられないものが多い実感でした。昔見た「不思議惑星キン・ザ・ザ」という旧ソ連制作の映画も不潔さとか荒っぽさだけが印象に残っています。どういう不潔かと言われると鼻水とか汗とかアカとかゾウキンとか害虫とかそういう方面の不潔さといいましょうか...。細かく説明するのも無駄なのでもういいでしょう。ロシア作曲家の作品はよいものもあるけど、どうも映画やアニメーションだとまったく体質に合いません。
(追記。international animation festival 過去の受賞作品リストに作品名称と作者など並んでいるようです。)

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2009.04.07

アニソンのど自慢

スラッシュドットでNHK大阪放送局開催の(5月4日)「アニソンのど自慢」を知り、そのトピックに参考資料として並んだ「参考資料:3期以上存在するアニメ一覧(第3版) 」を見ました。長寿アニメがたくさん並んでいて、途中何年か空白があったあとに続編が出ているアニメとかも発見できました。JPEG画像で解像度がやけに高い(拡大操作でなんとか読める)のですが、これはちょっと楽しめます。ムーミンの途中ブランクも長いがゲゲゲの鬼太郎が5期もあったとは。
(余談。山口県下関市「垢田」(あかだ)のトマトを知り合いにもらって食べました。濃厚な味と引き締まった身の歯ごたえがおいしいです。紹介記事は山口県報道発表、2009年記事や、垢田トマト
や、垢田のトマトにあり。)今日の弁当は、卵焼き、にんじん、ほうれん草、キャベツなどなど。
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2008.12.28

石田記念体育館スラムダンク

漫画「スラムダンク」を繰り返し読んでいる人はわかるでしょうが、「湘北が山王工業と戦った舞台」として出てくる広島経済大学石田記念体育館があります。今日はそこに行って見学をしてきました。車で正門までいって体育館を見学したいと伝えると警備員の人が快く通してくれました。写真にとって比べると、なるほど漫画にかいてある石田記念体育館そのままです。これも一種の「聖地巡礼」といえるかもしれません。
なお、ネットでスラムダンク関連を今探すと、スラムダンク・クイズもあり、スラムダンクファンサイト・ダブルドリブルの中には、ダブルドリブル姉・薫の部屋には聖地巡礼ツアーというのも見つけました。Ishida_gym600

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2008.12.22

ときめきJAZZタイム

最近、漫画「あたしンち」14巻を読んで最後のページを見ると、筆者「けらえいこ」がラズウェル細木と一緒に写真に写っていて、驚きました。ラズウェル細木の漫画「ときめきJAZZタイム」ジャズ批評社、実はこれが長年の愛読書なんです。20回以上は読み返してます。アルトサックスを始めた入門者の心理を描いた話や、夏のジャズフェスでの話、「オタク殺人事件」で鉄道オタク漫画オタクジャズオタクを並べた話などなど、ジャズファンの心理をうまく見せていて、たいへん笑えます。
第6話の「ビックリ・アップル・ホラー」に出てくる(なぜか死去したジャズメンばかりの)モンク、ミンガス、フィリージョージョーンズ、ブラウニー、トレーン、のバンドのページは強烈に印象に残っています。なおラズウェル細木氏の漫画作品の紹介は、このページ
ROSWELL HOSOKI が詳しいです。
ときめきJAZZタイムは、今は表紙も変わって「ときめきJAZZタイムコンプリート」としてアマゾンで買えるようです。

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2008.08.04

ブラジルでの日本アニメ

コスプレ世界一はブラジルチームというニュースがありました。ブラジルでの日本漫画、アニメの人気についての記事は、「越境する日本文化 マンガ・アニメ(1)...」があり、その連載記事が9回分読めます。また、少し前の資料だと2002年の世界各国での人気アニメを集めた「世界の人気アニメ/マンガ」もありました。ブラジルで人気のあるのはポケモン、ドラゴンボール、幽遊白書という発言があります。さて「世界コスプレサミット2008」(主催・テレビ愛知)の公式サイトの各国での代表選考会の写真を見るとそれぞれ熱く盛り上がっているようで圧倒されました(フランスもブラジルもタイも...すごい奴がそろってます)。2003年からコスプレのサミットというものをやり始めたテレビ愛知は時代をとらえる力があったという事ですね。(関係ないけどコスプレサミットのスポンサーのブラザーのプリンタ、ここ1年職場でも自宅でも愛用中です)

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2008.07.17

ロボットアニメEXPO

福屋の広島駅前店で開かれるイベント「ロボットアニメEXPO 2008」(8/7-8/26)のチラシを見ました。ロボットアニメの歴史の一覧の中に「Dr.スランプアラレちゃん」の名前を見つけて驚愕。落ち着いて3秒考えて「確かにロボットだった...」と納得しました。この福屋でのイベントは広島アニメーションビエンナーレ2008のイベントの一部という位置づけのようです。「ロボットアニメーションの歴史」ページの1980年代の所にDrスランプがきちんと並んでいます。

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2007.08.05

日本語学習とコスプレ

昨日今日で気になったのは海外の日本語教育と、コスプレサミットです。(その1)海外の日本語教育機関を調べた統計がこの(国際交流基金の)「2003年日本語教育機関調査」です。日本語を学ぶ学習者の数は「...韓国、中国、オーストラリアが学習者数トップ3」というあたりが参考になりました。(その2)ニュースで知ったコスプレサミット2007。うーむヨーロッパ人がコスプレ熱心とは知っていましたがイベントを日本で開いていたとは知らなかった。サミット2007に中川翔子が出ているのを見ると納得。サミット2006のサイトを見ると麻生外務大臣の力のこもった挨拶も掲載。2006年2007年ともに後援は外務省と国土交通省。2003年からイベントが続いているとはすごいもんです。ちなみにフランスの「JAPAN EXPO」でのコスプレの様子はMedia Sabor ブログ記事ユーロジャパンコミックの記事などを参考にどうぞ。(基礎知識としてナルトとかファイナルファンタジーを知らないとコスプレ写真だけ見ても、どうも良さが伝わってこないんですが、まあそこは軽く流すとして。)サッカーのイタリア代表選手たちがキャプテン翼について語った言葉をまとめたSOCCER UNDERGROUND BLOG記事も楽しめます。MANGA世界戦略サイトと、その中のキャプテン翼のイタリア語版も参考に。そういえば僕の蔵書にも中国語(繁体字)版のDrスランプが一冊あるのでした。

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2006.01.13

当眼科推薦図書「のだめカンタービレ」

クラシック音楽恋愛漫画として好評な「のだめ...」は今や、ひらの眼科の公式推薦マンガとなりました。公式推薦しながらも待合室に置いてなくて申し訳ないですが、演奏会と健康講座の時は「のだめ面白いですよ」と皆さんに推薦して、地味ながら広島で販売促進活動中です。今日、13日発売の「のだめカンタービレ#14」、とても楽しみです(広島発売は14日かも知れません)。当院で次の演奏会は3月でピアノ、バイオリン、チェロの予定です。で、今日の画像は、眼科前の黒板です。「ひらの眼科今日のお知らせ」もご参考に。新聞広告はぬるヲタ記事のを使わせてもらいました。眼科BGMにブラームス:交響曲第1番だとかラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番を流すというのも似合わない(壮大だとか重い曲は待合室には良くないでしょうね)ので、フランクのヴァイオリン・ソナタあたりを流してます。(のだめ...クラシック作品辞典はいつも助かります)なお、「観測気球」の「のだめカンタービレ 14」限定版の記事を見ると、14巻限定版、まだネット上で注文するチャンスはあるようです。koku_nodame

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2006.01.11

「のだめカンタービレ」全面広告その後

1月1日に書いた「のだめカンタービレ」全面広告、その後検索で少々見つかりました。写真付きがふたつ。ひとつは「ぬるヲタが斬る」の「出版大手3社が新聞各紙に...」記事、もうひとつは「のだめカンタービレからのクラシック入門」です。今写真を見ると、広告の中の演奏者は15人くらい見えますが、なかなかよくできていて、実際の部屋のセットで何人かを撮影して、天井の数人は写真合成したのかな、という風に見えます。1月13日金曜日の「のだめ」14巻発売が楽しみです。

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2006.01.01

のだめカンタービレ新聞全面広告

今日JR電車に乗ると、偶然、向かいの座席の人が新聞をひろげていて、変わった全面広告が目に付きました。コタツに入って漫画を読む女性一人、その狭い四畳半くらいの空間に、指揮者一人と、楽器を持った人間が10人くらいバイオリン、チェロ、トライアングル、ホルン、などを持って天井から床から女性の背後から迫って演奏しているという構図の写真。この広告が「のだめカンタービレ」を宣伝しているというもので、漫画ひとつに全面広告を出す講談社もすごい勢いだなと感心します。広告上の言葉は「あなたの部屋にオーケストラがやってくる」というようなものでした。僕も愛読している「のだめカンタービレ」ですが、新聞広告では800万部を達成したとのこと。立派なものです。僕も読んでから周りの人間にすすめていますし、これからも売れ行き伸びるでしょう。これを機会にクラシック人口が増えるといいなと思います。なお参考にのだめファンのサイトのだめの登場曲目紹介二ノ宮知子サイトもどうぞ。

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