2012.10.25

電子書籍関連、断片メモ

電子書籍について理解不足ながらも、少しだけ調べました。
スラッシュドットでの、「Amazon ...Kindleの取り扱いも開始」が参考になりました。
Kindle470x360

今のところ、電子書籍世界で、僕が断片的に理解できた事を並べると、
◎日本語での電子書籍、今は収録点数が多いのはSony Reader。8万冊ぐらい。 少ないのはKobo 5万冊(ギター楽譜含む)と、同様に5万冊くらいのKindle。
◎今Sony Reader Storeの収録書籍を読めるハードウェアはリーダー、Androidタブレットなど。
◎ファイル形式は現在まだ乱立。ePub形式、XMDF形式、.book形式、PDF形式。日本電子書籍出版社協会は、ePub3にまとめて行きたい、という方針なんでしょうか?
◎Koboは発売開始の際にあれこれトラブルもあったし現在は良くないイメージを持っている人が多い。
◎今回2012年10月、iPadでiBooksがバージョン3.0になり、日本語縦書き表記(EPUB3)に対応したのはちょっとiPad進歩。

◎あと気になるのは、電子書籍は買った本人が死去したあとは子孫に譲れないライセンス契約になっているという点。(詳細は確認してませんが iTunesは譲渡不可。)参考はslashdot 記事「 購入者が亡くなると電子コンテンツも消滅?」
それにしても僕にとってはまだまだわかってない電子書籍の分野。

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2011.06.10

新潮社の電子書籍

電子書籍の動き、日本の出版社でもジワジワ出て来ているみたいですが。なんというか、まだ乱立状態で作品数少ないまま。(米国でもamazon, ipad, nookと乱立状態か?勢力分布は知りません。)でもって、消費者にとって便利な競争状態かというとそうでもなくて、この端末ではこの本は読めないとか、そういうバラバラな乱立。昔のビデオでいえばVHS対ベータ似ているか、またはそれ以前の家庭用ビデオ多数規格乱立時代(松下VX方式、東芝Vコードとか乱立)に近いかなとも思います。
新潮社の、電子書籍の対応の表を見ると、なんというか、端末ごとに、出ている作品数はだいぶ差があります。画面が大きいパソコンなら携帯向けやiPad向けはみなよめるかというと、そうでもないのが不思議。むしろ画面の小さなケータイ向けやiPhone向けが点数が多かったり。ドコモandroidとau androidは事情が違うとか、いろいろ謎もあります。
 今日の弁当は、いんげん、鶏唐揚げ、キャベツ、トマト。
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2010.01.29

おたくの迷い道

昨日、TVブロス連載記事『おたくの迷い道』 (岡田 斗司夫著、)を発見して、しばらく読んでしまいました。うーん、これは面白い。どうやら書籍にもなっていて、オタクの迷い道 (文春文庫) が発売中です。(スラッシュドットのiPad 記事の中でミンキーモモ の事を書いている人がいて、この連載記事を発見)
おまけ。あるウェブサイトで、インラインフレームの中身がSafariとFirefoxで違う現象に出会い、いくつか試すと、Safari側はインラインフレーム内容が古いままで更新されないのが原因の様子。僕のトラブルに近い報告は以下の二つ。(1)Javascriptからiframeの内容が更新できないと、(2)SafariのiFrame、リロードしても内容変わらず。今後インラインフレームは要注意。
今日の弁当は、にんじん、ひき肉、ピーマン。
100129bento

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2009.09.27

意味がなければスイングはない

村上春樹の「意味がなければスイングはない」文春文庫、読みました。これは大変面白かった。ブライアンウィルソンBrian Wilsonも、ウディガスリー Woody Guthrieも、作曲家プーランク Poulencの作品も、ゼルキンRudolf SerkinとルービンシュタインArthur Rubinsteinもスガシカオも(もっと)聴いてみたくなります。これからこの本を読む人は目次を見て「ウディガスリーとかプーランクだとか知らないなあ」と感じる人も多いでしょうけど、それは気にしないでいいんです。僕もこの本で初めて知る演奏家が多いわけですが、そこに出てくる作曲家なりピアニストたちの生活ぶりを書いた村上春樹の文章が大変に面白いわけで、「ああこんなに能天気でいいかげんな生活を送った音楽家たちの演奏を一度は聴いてみたいなあ」という気分にさせてくれます。村上春樹、クラシックもジャズもポップスも実にじっくり深い所まで聴きこんでいるなと感心させられました。今日の収穫はその他に、岡山での学会、新幹線EX-ICカード、など。
おまけ1。菅野よう子作品についての資料。Wikipedia菅野よう子ビクター社記事菅野よう子攻殻機動隊「来地球記念...」YouTube シートベルツ, - Tank! (live)
おまけ2。しまなみ海道自転車

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2009.01.24

拍手のルール、少子化と結婚率

メモみっつ。(1)拍手のルール(2)片付け(3)少子化と結婚率。
(1)単行本「拍手のルール」。「拍手のルール  秘伝クラシック鑑賞術」茂木 大輔著 。ただいま半分まで読んでますが面白いです。過去のヨーロッパでの演奏会の拍手の状況などもためになります。拍手に限らずクラシック演奏周辺の雑学がいっぱい。
(2)少し前に片付ける事は捨てる事を書きましたがその後も職場で淡々と片付け作業進行中。使わないのに積んでいた書類があることあること。薬品パンフレット、医師会会議資料、眼科医会会議資料、医師会からの毎月のお知らせ、などなど...。
(3)少子化と結婚率低下を研究した資料を発見。夫婦の出生行動は安定しているか (PDF書類。)第一生命経済研レポートの2005年の資料。ためになります。「少子化対策をどうする?」という議論はいろいろ見かけるものの、「1980年代以降の合計特殊出生率低下の主因はあくまでも未婚化の方にある。」とはっきり述べたこの資料を無視してはいけないでしょう。

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2009.01.02

パクリ・盗作 スキャンダル事件史

宝島社の『「パクリ・盗作」スキャンダル事件史』を読みました。音楽、文学、ネット記事などで「盗作だ」と指摘された過去の事件の経緯をざっとまとめた本で、立場としては「パクリはすべて悪だ」とする意見もとりあげつつ「盗作、類似をすべて攻撃すると作家や作曲家の創作活動は制限されすぎる」という意見もきちんととりあげています。(漫画スラムダンクのコマを盗作したとされる末次氏の漫画「エデンの花」の問題、そしてそれに対する全作品絶版回収の処分が適切かどうかの問題、またそれについての竹熊氏のコメントなどもていねいに記載しています。(ネット上では竹熊健太郎氏が語る、現場と著作権法のズレ(IT media news記事)も面白いです。)なかでも山口貴士弁護士のインタビュー記事、「出版社の安易な絶版回収は自由な表現を萎縮させるだけだ」は一読の価値がある記事でした。
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2008.12.13

「明日の広告」とスラムダンク

ここ数ヶ月は漫画「スラムダンク」を1巻から18巻くらいまで読みました。主人公がうぬぼれそうになったり、失敗して激しく落ち込む所の描写がなかなか良いです。「明日の広告」(アスキー新書、佐藤 尚之著)を読んで、その中にスラムダンクを扱った広告の話が出ていたので、どんな漫画なのか気になっていました。今は納得できています。

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2008.01.14

21世紀の国富論(原丈人)

「会社は誰のものか、従業員か、株主か、経営者か」という古くて新しい問題を、ここ1年くらい時々思い出します。(2007.5.16記事など)今「21世紀の国富論」(原 丈人)を読んでいる途中です。原丈人氏の文では「株価の時価総額だけを伸ばそうとする経営は危険だ」「公開企業のストックオプションは廃止すべき」などの趣旨の話が書いてあり(まだ70ページしか読んでいませんが)たいへん面白いです。世の中には「株式会社は株主の物!」と断言する人も多いのですが、株主優先をやりすぎると会社は長生きしないんじゃないか、と僕は疑問を持っています。以下はオマケです。今日の成人の日、広島市紙屋町付近ではそんなに着物姿の女性は多くみかけませんでした。プログラミングはAdobe AIRまたはJavaFXに少し興味あります(技術評論社のAIR連載記事)。あと、少し前のGoogleの面接試験 - GIGAZINE記事みました。「12番. ...3時15分。長針と短針の間の角度は?」「16番.同じサイズのボールを8つもっています。そのうち7つは同じ重さ...」の二問だけ解いて、あとはすぐ投げ出しました。(投げ出したらGoogleに採用されませんね)

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2007.01.03

「オケマン大都市交響詩」

茂木大輔(もぎ だいすけ) 著「オケマン大都市交響詩」を読みました。オーボエ奏者としてのヨーロッパでの留学、演奏、生活の体験記が淡々と書かれていて面白い内容でした。読後の感想はジャズピアニスト山下洋輔の旅行記(ピアニストを笑え、だったか、風雲ジャズ帖だったか)に近い感じで、山下洋輔の本ほど波瀾万丈でないけれど、楽器弾きの努力の様子や異国での生活の苦労話がぎっしりです。適度な状況説明、軽いユーモア、ちょっと泣ける話というところです。パリでカツ丼を食べそこなった話もいいけれど東西統一前の東ドイツへの入国の話が大変印象に残ります。茂木大輔氏の本は二冊しか読んでいませんが「オーケストラ楽器別人間学」がやや散漫で読む途中で挫折。今回の「オケマン大都市..」は僕にとっては大当たりでした。なお茂木氏は「のだめカンタービレ」漫画とドラマ両方に関わっていますがさすがにこの本には「のだめ」関連の話は出てきません。ちなみにブログではようこのちゃんこ風主婦日記12/26記事でこの本の感想がかかれていました。

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2005.06.15

宇宙戦争とイギリス地名

H.G.ウェルズ作の小説「宇宙戦争」をハヤカワ文庫(斉藤伯好訳)で読みました。1898年出版という古い作品ですが、現代にも通じるよい作品と思います。逃げ惑う市民達の描写がよくできています。ひとつ残念なのはイギリスのロンドン南西部の、なじみない地名がたくさん出てくる事で、地名がわかればもっと楽しめるのにと思って、ネットの地図で調べてまとめました。「宇宙戦争とイギリス地名」です。小説を読んだ人は一度見てやってください。なお、この作業をしていて原文での小説はそのままオンラインで読める事も知りました。

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